
PRADA:進化し続けるトレンドセッター・PRADAの美学
ミラノで行われたPRADA2025年秋冬コレクションの招待状は、鉄パイプだった。
鉄パイプでできた招待状に、ファンは未知なる期待と不安を抱いた。しかし、この鉄パイプのインヴィテーションは、まさにプラダを表すアイテムなのだ。それは、固定概念にとらわれず、常に進化し続けるプラダを象徴しているから。
1913年から続く伝統と格式のあるブランドにもかかわらず、現在に至るまで老若男女を魅了するのは、こうした挑戦し続ける姿勢によるのだろう。
異色の経歴からプラダのデザイナーへ - マリオ・プラダの孫娘・ミウッチャ・プラダ
2025年時点のプラダを率いているのは、マリオ・プラダの孫娘であるミウッチャ・プラダとラフ・シモンズ(Raf Shimons)である。1978年に、祖父の経営を引き継いで舵取りを始めたミウッチャは、もともとファッションと関係のない分野に進んでいた人物だった。
ミラノ大学で政治学の博士号を取得し、その後5年間パントマイムの役者の修行に専念していたという過去を持つ。加えて、イタリア共産党員になり女性の人権運動も行っていた。
自身も認める「左派のフェミニスト」であり、だからこそ「誰かの系統に分類される服ではなく、原型となる服を創りたい(p237※1)」という思いが、老若男女に愛されるクリエイションにも表れているのだろう。
ミウッチャは、祖父の時代から築き上げてきた伝統と信頼を損なうことなく、しかし進化させながらプラダをアップデートし続けている。たとえば1970年代から80年にかけて一世を風靡した工業用ナイロンのバッグがその事実を示していると言えるだろう。
以下では、マリオ・プラダによる「プラダ」からミウッチャによるプラダのナイロンバッグ、そしてミウッチャとシモンズの重層的な取り組みにいたるまでを紐解いていこう。
プラダの遥かなる歴史
Galleria 1913
PRADA(プラダ)の創立は1913年。モダンなデザインが多いこと、いまを時めくインフルエンサーやセレブリティ御用達ブランドということなどから、比較的新しいブランドのイメージがあるかもしれない。
しかしその創立は、現在のクリエイティブ・ディレクターのひとり、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)の祖父、マリオ・プラダ(Mario Prada)にまで遡る。
PRADA初の店舗は、ミラノを象徴するガレリア・ウィットリオ・エマヌエーレⅡ世(Galleria Vittorio Emanuele II)という格式のある場所でオープンした。
上流貴族や洗練されたものを好む人々に愛されるようになると、程なくして1919年にイタリア王室御用達のブティックとなる。奇しくも、その年はパリでヴェルサイユ条約が結ばれ、ヨーロッパ全体が変化の空気に包まれていた年でもあった。
プラダはロゴにサヴォイ家の紋章と結び目のあるロープを入れ込み、王室御用達のブランドとしてその地位を確立していった。
ウィメンズからスタートしたミウッチャのプラダ
1978年に、プラダはマリオからミウッチャへ。1987年SS WOMENのビジュアルでは、なんと服を纏っていないモデルが登場する。それゆえに、ひときわプラダのロゴが入ったバッグに目を惹かれることだろう。皮革製品店としてオープンしたプラダを彷彿とさせるバッグとアーティスティックなビジュアルによって、伝統の尊重と革新的な雰囲気のバランスを絶妙にはかっているようにみえる。
ランウェイを歩くスタイルでのコレクションは、1988年の秋冬コレクションから見ることができる。
ブラックを基調としたシックなスタイルが特徴的で、シャンデリアの似合う気品あるルックである一方、日常的に纏うこともできるルックだ。その中庸的なスタイルは、女性の多様な立場を表しているのかもしれない。
プラダのナイロン
ナイロンは、いまやプラダのアイコンマテリアルと言っても過言ではない。ミウッチャは、40年以上もまえ、つまり1980年代からナイロンに注目してきた。それは、インダストリアルな美しさと現代的なラグジュアリーというプラダの美学を反映しているのだ。
怒涛の1993年・世界へ拡大するプラダ
1990年代のはじめになると、プラダは規模を拡大させ、日本や中国などの市場にも参入しはじめる。また、躍進は留まることを知らず、1993年にはプラダ初のメンズウェアの発表、プラダ財団の設立、新ブランド・MiuMiu(ミュウミュウ)がローンチされた。
プラダ財団は、アートの展覧会や映像、建築プロジェクトなどを行う財団で、国際的な公共機関や美術館、博物館と協同し、モダンアートの発展に寄与している。
1993年に誕生したミュウミュウは、もともとプラダに対するアンチファッションのラインとして、アクセサリーを中心に展開された。
ところがその後は、ミュウミュウという独立したひとつのブランドとして再構築されていくこととなる。プラダよりも低い年齢層の人々を魅了するミュウミュウのクリエイションは、「すべては即座に、本能的に、直感的に、今その場にあるものを使って生み出されなければならない※2」というプラダとは異なるミウッチャのアプローチによってつくられているという。
1993年のローンチから現在に至るまで、どことなく感じられるやわらかさや軽やかさは、こうしたプラダとは異なるミウッチャのアプローチによるものなのかもしれない。
MIU MIU LUNAR NEW YEAR 2025©MiuMiu Official
「服」を超える2000s以降のプラダ
ファッションブランドとして確固とした地位を築きながらも、その場に安寧するのではなく挑戦し続けるプラダ。2004年には、プラダ初のフレグランスが登場する。「Prada Amber(プラダ・アンバー)」は、情熱的でありながら上品でエレガントな香りで、古代インドやペルシャの香水製造に倣った、時代の双方向性を感じさせる香水だ。
同時に、ミウッチャは「Thunder Perfect Mind(サンダー・パーフェクト・マインド)」というフィルムを制作する。新しい香水の発売に際して、映画監督のリドリー・スコット(Ridley Scott)とその娘、ジョーダン・スコット(Jordan Scott)とともに女性の複雑さを描き出す。ひとりの女性が、妻や母親、娘など様々な女性を演じることで、女性の多層性を語ったそのフィルムは、2005年のベルリン国際映画祭でプレミア公開された。
PRADA Offiicial - Prada Amber©PRADA
ランウェイで発表するような「服」以外のクリエイションは香水だけではない。たとえば、2007年に、プラダは世界初となるタッチスクリーン式の携帯電話「PRADA Phone by LG」を発売し、約1年半でおよそ100万台を売り上げている。
そのほかにも、ミウッチャは同年の2007年に荒牧伸志監督のCGアニメ「EXMACHINA」の衣装デザインを手掛けた。ラグジュアリーファッションブランドとアニメとの本格的なコラボレーションは、このプロジェクトが初の取り組みだとされている。
スタッズの付いたアーミーブーツ、ミニドレス風コートなど、タフでありながらセクシーさも感じさせるコントラストの効いたデザインだ。
プラダが手掛けた映画「エクスマキナ」の衣装©CinemaCafe via Fat Lace
2010s:ファッションから喚起する・コレクションとプロジェクトの両輪
プラダの魅力のひとつは、夢物語を夢物語で終わらせないところだ。
プラダ財団という基盤があることによって、コレクションの発表によるメッセージの発信だけでなく、他団体や組織を巻き込むプロジェクトを行うことでよりダイレクトに社会問題と関わってきた。
2010年には、プラダとFAI(イタリアのナショナルトラスト)と協働しアート作品の修復を行っており、これは芸術と文化を大切に守り受け継いでいくという考えのもとに行われている。ほかにも、2017年には「Shaping a Future(かたち作る未来)」という文化イベントを主催するなど、コレクション以外の活動にも注力している点に着目したい。
「Shaping a Future」は、イエール大学経済大学院とミラノ工科大学とともに現代社会の問題や未来への橋掛けとして何ができるかを考えるカンファレンスで、持続可能なデジタル社会や多国間共生の在り方について議論されてきた。
ミウッチャのコレクションにも目を向けてみると、2018年春のコレクションでは、女性のエンパワーメントという社会的メッセージと80年代のDIYスピリット、アートとの融合がテーマのコレクションが発表されている。
「現代において積極的に行動し、存在感を発揮できる人々」に意識を向けたというミウッチャ。「私はとても実践的な形で戦闘的な女性たちを提案しています」と言うミウッチャは、鮮やかな色彩をぱきっとしたカッティングでまとめ、強さを象徴する動物たちのモチーフを取り入れた※3。
また、女性漫画家やアーティストへのリスペクトを込めて、彼女たちのアートの要素を取り入れることで視覚的にもメッセージ性の強いコレクションに仕上げている。
2020s:ラフ・シモンズとミウッチャ・プラダの化学反応
2020年2月、ラフ・シモンズがプラダに加入すると発表された。ミウッチャとの共同クリエイティブディレクターとして、2021年の春夏コレクションから制作を手掛けることとなる。
シモンズはユースカルチャーや反骨精神をファッションに落とし込むデザイナーだ。1995年に自身の名を冠したブランドを立ち上げ、2005年からはJil Sander(ジル・サンダー)のクリエイティブディレクターもつとめていた。注目度の高いデザイナーだったこともあり、プラダとのパートナーシップは大きな反響と期待を得た。
一方で、ウィズコロナの時期でもあり、シモンズとミウッチャの共同クリエイションは、あらゆることが異例のなかで進んだ。
ふたりは、2021年の春夏コレクションをPrada.comで公開したのちInstagramで質問を募り、それに答えるという「対話」の方法をとった。
コレクションの中に散りばめられたソリッドなカラーやフローラル柄のクラッチコートは、ミウッチャの過去のショーやシモンズのジル・サンダーでのラストショーを彷彿とさせる。
SPRING 2021 READY TO WEAR©Courtesy of Prada
2022年に、シモンズが自身のブランド「ラフ・シモンズ」を終了すると自身のInstagramで発表した。ラフ・シモンズはカウンターカルチャーのエッセンスとエネルギーを反映したモダンなクリエイションでカルト的なファンが多かったため、非常に惜しまれながらもその幕を下ろした。
一方、プラダでの制作が健在だったことは朗報だったと言えるだろう。専念するシモンズとミウッチャが発表した2025年秋のメンズウェアを見てみよう。
このコレクションでは、ミウッチャとシモンズの独特なアプローチが際立った。混沌のなかの秩序とも言うべきスタイルで、さまざまなジャンルや時代の要素を組み合わせながらも、一貫性のあるシルエットを展開。
会場のセットは3階建ての金属構造で解放感と同時に閉塞感をもたらし、現代社会の不安定さや複雑さを反映しているようだとVOGUEのエディターは述べる※4。セットも含めて、多層なジャンルが混ざり合いコレクション全体の多層的なテーマを補完する。
70年代風のフローラル柄やチェック柄、しわ加工のサテンパンツ、西洋風のニットなど幅広いテクスチャが取り込まれたり、バスケットボールを模したアクセサリーやスポーツバッグを彷彿とさせるバッグが盛り込まれたりすることで「無秩序さ」が際立った。
このショーは、いつも通り、今起きていることへの少しの答え。私たちは、保守的になりつつある世界で、本能と人間性、情熱、そして手で抵抗しなければならない byミウッチャ&シモンズ※5
プラダ・グループが有するブランドと取り組み
ここまでは、プラダのコレクションを中心に歴史を紐解いてきた。しかし、プラダの魅力はコレクションやアイテムだけに留まらない。
ここからは、プラダを包括するプラダグループについて迫っていきたい。
プラダ・グループは1957年、イングランドのノーサンプトンに本社を構えた。現代社会において多様な文化領域と接続し対話を行うことを目的とし、ラグジュアリー業界のパイオニアとしてさまざまな取り組み、事業展開をしている。
プラダをはじめ、ミュウミュウ、Church’s(チャーチ)、Car Shoe(カーシュー)、Marchesi 1824(マルケージ1824)、Luna Rossa(ルナロッサ)などのブランドを有し、創造性やサステイナブルにおける共通のビジョンを掲げるグループだ。
ミラノにあるプラダグループの活動に用いられるスペース。ショーやカンファレンス、アートの展示などが行われる。©PRADA Group
プラダ・グループの理念 - 不変なものは「変化」である
プラダグループは先駆的なビジョンをもつラグジュアリー業界のリーダーとして、「DRIVERS of CHANGE(変化の原動力)」となることを目標に掲げている。地球と我々、文化との対話を通して、現代性の解釈を試みることが基本理念だ。
ミウッチャとミウッチャのパートナーであり共同CEOでもあるパトリッツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)は以下のように述べた。
周囲の世界に対する観察と好奇心が、常にプラダ・グループの創造性と現代性の根幹をなしています。社会、そして何らかの形で社会を映し出すファッションにおいて、唯一不変なものは「変化」です。あらゆる進化の中心にある基準の変革と革新により、私たちは、時に自分たちのものとは明らかに大きく隔たった、異なる文化規範と交流し、時代の精神を捉え、予想することが可能になります。※6
Fondazione Prada(ミラノプラダ財団美術館)
プラダグループとスポンサーシップを結ぶプラダ財団は、プラダグループの文化活動の中核を担う。
主にアートとカルチャーの知的研究を行っており、現代哲学のカンファレンスや国際アーティストによるプロジェクト、展覧会などを主宰する。
ちなみに、プラダ財団の本拠地は「ホーンテッドハウス」と呼ばれている。4階建ての棟には、まさにホラーな空気漂うアート作品がならんでいるからだ。
たとえば、ルイーズ・ブルジョワとロバート・ゴーバーの作品が収蔵されており、2階にあるブルジョワの「Cell(Clothes)」(1996年)には、木の扉についたリング状の金具に捕らえられたようなボトムやドレスが並んでいる。
また、4階にはゴーバーの蝋でできた子どもの片足の彫刻(2010年)が展示されているとの噂があるが、その足はプラダの彷彿とさせる白いソックスとサンダルを履いているという。
プラダ財団・ミラノ本部/レム・コルハース率いるOMAがデザインを手がけた©PRADA Group
東京でも、プラダとアートをつなぐプロジェクトが開催されている。2023年の春うららかな5月、東京にて日本の重要文化財のひとつである東京都庭園美術館で「プラダ モード」が行われた。
第9弾となるこのプラダ モードでは、西沢立衛による曲線をえがく木造のパビリオンや妹島和世のキュレーションによるアート作品が美術館の庭園や建造物、美術館に展示されたほか、トークセッションなども行われ、来場者が好きな空間で思い思いの時間を過ごせるスペースが展開された。
サステイナブルな取り組み
文化への取り組みと同様にちからを入れているのが、環境や暮らしへのアプローチだ。「対話」を重視するプラダグループらしい、人とのつながりや声から生まれる取り組みが行われている。
たとえば「SEA BEYOND」は2019年からユネスコと連携して実施されている教育プロジェクトだ。主に若者を対象とし、世界中から集まった約35000人以上の学生と海洋の保全およびその持続性を高める海洋リテラシーを共有する。
プラダのアイコンマテリアル、ナイロンにもサステイナブルな秘密がある。
「Prada Re-Nylonプロジェクト」は、イタリアの織編用糸メーカーであるアクアフィル社との共同プロジェクト。古い素材から新しく、そして環境にやさしいナイロンへと生まれ変わらせる研究開発が行われているのだ。
再生ナイロン糸のECONYL®は、世界のあらゆる埋め立て地や海から回収される廃棄プラスチックを再生してつくられている。
2019年のコレクションから実際に用いられており、「革新的な精神と環境への責任を果たす※7」というプラダの理念を読み取ることができる。
Prada Re-Nylonを用いたルック©PRADA Group
ファッションの世界から飛翔して
Prada Re-Nylonからも窺えるように、プラダやプラダグループは科学的知見を活かして発展を続けている。それはもはやファッションの世界に留まらない。
2018年からプラダグループは、神経科学に特化した「Human Brains(人の脳)」プロジェクトを行っている。2024年9月には、「Preserving the Brain: A Call to Action(脳を守る:行動の喚起)」という神経変性疾患の予防にまつわるプロジェクトが行われた。
このプロジェクトは、科学の世界と私たちのような文化機関と一般の人々との対話をより強化する必要性を示しています。(中略)これは、神経変性疾患と向き合う人々を単に医学的な観点だけでなく、より広い視点からも巻き込むことに繋がるのです。Byミウッチャ・プラダ※8
“Preserving The Brain: A Call to Action”, Ph. Delfino Sisto Legnani – DSL Studi©Fondazione Prada
プラダは、単なるファッションブランドではなく、社会や文化、さらには科学の領域にまで影響を及ぼしている。環境問題への取り組みとしてのRe-Nylonプロジェクトや、神経科学分野での「Human Brains」プロジェクトは、その最たる例だ。
今やプラダは、単なるラグジュアリーブランドの枠を超え、持続可能な未来を模索しながら、人類の知的探求にまで寄与する存在だ。そしてこれからも、美しさと機能性、伝統と革新、そしてファッションと科学を融合させながら、新たな価値を生み出し続けるだろう。
2025年秋冬コレクションの招待状だったあの奇妙な鉄パイプは、まさにプラダを象徴したメッセージだったのだ。
Reference
- - ※1 リンダ・ワトソン著・河村めぐみ訳『世界ファッション・デザイナー名鑑』2021年,トゥーヴァージンズ
- - ※2 VOGUE RUNWAY「MiuMiu」(https://www.vogue.com/fashion-shows/designer/miu-miu)
- - ※3 VOGUE RANWAY「PRADA Spring 2018 READY TO WEAR」
- - VOGUE RANWAY「PRADA SPRING 2021 READY TO WEAR」
- - ※4※5 VOGUE RANWAY「PRADA FALL 2025 MENSWEAR」
- - VOGUE JAPAN「ファッション界の中心的存在を担う、時代の革命児、プラダ。」
- - VOGUE JAPAN「ミウッチャ・プラダが今語る、デザイナーとしての信念。」
- - PRADA Official「Galleria 1913」
- - PRADA Official「SS 1987 Women」
- - PRADA Official「FW 1988 Womenswear」
- - PRADA Ofiicial「SS 1988 Women」
- - PRADA Official「FW 1993 Womenswear」
- - PRADA Ofiicial「FW 1995 MEN」
- - PRADA Ofiicial 「Prada Amber」
- - PRADA Ofiicial「AW 2025 MEN」
- - PRADA Group「1993」
- - PRADA Group「2007」
- - PRADA Group「2020」
- - PRADA Group「**milano, via bergamo 21**」
- - ※6 PRADA Group「PRADA GROUP PURPOSE」
- - PRADA Group「プラダ財団」
- - PRADA Group「SEA BEYOND」
- - ※7 PRADA Group「Prada Re-Nylon」
- - PRADA Group「プラダ モード」
- - PRADA Group「Milano PRESERVING THE BRAIN A CAKK TO ACTION」
- - MiuMiu Official「1993 SS」
- - MiuMiu Official「MIU MIU LUNAR NEW YEAR 2025」
- - HYPEBEAST「**Appleseed: Ex Machina x Prada**」
- - WWD「How to Shape a Sustainable Future Society, as Told By Prada」
- - The New York Times Style Magazine:Japan「ミウッチャ・プラダ、現代の傑物の実像に迫る③」
- - Instagram - @fashionmax_magazine
- - YouTube - PRADA「Thunder Perfect Mind」
- - Youtube - PRADA「**Prada’s Menswear Fall/Winter 2025 Fashion Show**」