Alexanderwang:ストリート×モードのミクスチャー
ストリート×モードのミクスチャー
今、最もホットなブランドがある。ストリート・シックとモードをミックスしたデザインで多くのファッションアイコンに愛用され、常に若者のトレンドの最先端にいるニューヨーク発ブランドAlexanderwang(アレキサンダーワン)だ。
イットガールたちがこぞって着用し、ブランド公式インスタグラムのフォロワーは570万人を突破。
今回は、そんなアレキサンダーワンがどれほど愛され、著名なセレブリティやファッション愛好家からの名声を獲得し、いかにして現在の人気に至ったのか。そんなブランドの魅力を紐解き、歴史を辿っていく。
アヴァンギャルドな新進気鋭デザイナー
アメリカ・ニューヨーク発のブランドであるアレキサンダーワンは、シンプルさの中に、モードさとアヴァンギャルドな雰囲気が漂うコンテンポラリーなブランド。そんなエッジの効いたデザインが特徴のブランドを立ち上げたのは、圧倒的”今っぽさ”を兼ね備えたNY若手デザイナーブームの筆頭であるデザイナーAlexanderwang(アレキサンダー・ワン)。
彼は、アメリカ・サンフランシスコ出身の、台湾系アメリカ人だ。2002年、18歳のときにニューヨークへ渡り、パーソンズ美術大学でファッションを学んだ。大学生時代は、Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)やDerek Lam(デレク・ラム)で働き、『Teen VOGUE(ティーン・ヴォーグ)』でインターンをするなど、様々なファッションの経験を積んだ。2005年、義理の姉とともに、自身の名を冠したレーベル「Alexanderwang」を発表した。
ワン自身のミューズとなっているのは、映画「ワーキングガール」のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith)と「ナインハーフ」のキム・ベイシンガー(Kim Basinger)だ。彼女たちのように、「女性が徐々に自立していく過程」をファッションのテーマの一つとして上げている。(FASHION PRESS)
『ワーキング・ガール』メラニー・グリフィス 80年代のニューヨーク、働く女性たちはスニーカーで通勤しオフィスでヒールの靴に履き替えていた。©︎GumiKamala Twitterより引用
『ナインハーフ』のキム・ベイシンガー©︎thecinema.jp
彼がブランドを設立するに至るまで、常にそばに居続けたのが家族の存在だ。
15歳のときに兄が結婚した際には、彼は35着ものウエディングドレスをデザインした。これが彼にとって初めてのファッションショーとなった。
ブランド設立時には、当時洋服メーカーに務めていた義理の姉の協力があった。ファーストコレクションは6型のセーターで、カシミア素材のニットウェアを3シーズンに渡り展開した。ひとつの素材、ひとつの工場でつくることができる上、ユニセックスに着ることができるというのがその理由だ。
ブランドの経営は、主にデザイナーであるワンと、義理の姉や親族が中心に行っている。現在、彼の兄はアドバイザーとして活動し、彼の母は生産ラインや取引を担当している。ブランドをスタートした際から現在のアレキサンダーワンに至るまで、強い家族の絆を感じるのも魅力の一つだ。
ロックフェラー・センターで開催された「アレキサンダーワン」2019-2020年秋冬コレクション。フィナーレには両親が登場。
「あえて無理に考えない」ーインスピレーションの源泉
常に目まぐるしく移り変わるファッション業界の前線を走るアレキサンダーワンだが、そのインスピレーションの源泉はどこにあるのだろうか。
ブランドが大切にする価値観は3つある。エネルギッシュで常識にとらわれない型破りな存在であること、カルチャーをはじめさまざまなことを結び付けるハイブリッドさを持つこと、常に成長し続けることだ。(elle)
彼は過去のインタビューで、インスピレーションについて、
「アレキサンダーワン」のクリエイティブが多面的な要素を持ち合わせているのは、本質的な部分で自分たちがどう世界に向けて写りたいのか、どういうポジションでいたいかを常に考えているから。クリエーションを語るときには、きちんと自分たちなりのストーリーがある存在になりたいんです。新しい音楽やアート、旅先で得る経験など、さまざまなことからインスピレーションをもらいますが、クリエイティブのプロセスは毎回一筋縄ではいきません。毎回生み出したいインパクト、与えたい影響が変わってくるからです。※1
と語っている。アレキサンダーワンはストリートとモードを掛け合わせた、さまざまな複合的な要素を持つ。そのコアとなっている思考のヒントは、「どう世界に向けて写りたいのか」と常に自分たちを俯瞰で見る客観性にあった。
毎回のコレクションでは、シンプルでありつつアヴァンギャルドなスタイルが目立つが、そのバックには必ず彼の「ストーリー」があることがわかる。そして、彼が人生から得たインスピレーションをコレクションとして形にすることは、容易ではなかった。
そんな中で、どのようにして表現の道を辿るのだろうか。彼は以前VOGUE JAPANのインタビューにて、こう答えている。
「いつもあえて無理に考えないようにしている。心をオープンにすること、それが一番大切かな。ストリートを歩いているときでも、フィッティングしているときでもあえて準備をしない。そのほうが予想の範囲を超えたサプライズがあるから。特にフィッティングは大事にしていて毎日、かなりの時間を割いているんだ。時に自分が思うようにできなくてフラストレーションを感じることもあるけれど、その解決法を考えることこそが一番クリエイティブなんじゃない?フィッティングしてみてデザインが変わることは多いし、新しいアイデアが出てくることもある」※2
クリエイションを生み出すにあたって、誰もがぶち当たる壁が、”思い悩むこと”だろう。視座を高め、新しい角度で物事を捉え直そうとするとき、閉鎖的でいることは解決に繋がらない。そこで彼は「無理に考えない」こと、常に心をオープンにすることで、革新的なクリエイションを生み出している。
いつも予想外のアイデアは、いきなり降ってくるものだ。彼が大事にしているものは、そのような”驚き”の観点なのだろう。なかなか思うようにいかなくて不満に感じることさえも、そこと向かい合う時間を一番クリエイティブな瞬間であると捉える彼の考え方は、まさに次世代を担うファッションデザイナーのあるべき姿だと感じる。
彼はELLEのインタビューで、アレキサンダーワンが守っていきたい価値観についても触れている
「何が変わるのか?」に加えて、「何が変わらないのか?」ということもとても大切です。トレンドが変わり、ブランドも顧客も年齢を重ねていく中で「アレキサンダーワン」の財産となり、ブランドを支えるために譲れないものはなんなのか。きっとそれはデニムやTシャツ、着やすいワンピースといった親近感のあるワードローブで一貫性があり、大胆でエネルギッシュで型破りなもの。そこが「アレキサンダーワン」のコアとなる部分で、ブランドを物語るうえで守っていきたい価値観です。※3
ファッション業界は、常に目まぐるしくトレンドが移りゆく業界だ。そんな世界で生きていく中で、彼は「変わらないこと」に焦点を当てている。その中で、ブランドの財産になるものは、常に変わらないワードローブであり、「大胆でエネルギッシュで型破りなもの」だ。それらがコアとして存在し、ブランドを支えているのだ。
ブランドの軌跡
モノクロームのカラーパレット、モダンなテーラリング、ユニークなディテールで知られ、彼のクリエイティブなアイデンティティが際立つアレキサンダーワンは、いかにして現在に至ったのか。キーとなるのは、彼の作品が持つ明らかな魅力だ。確かな実力で数々の賞を総なめにしてきた、そんな彼とともに歩んだブランドの軌跡を見ていこう。
2005年「Alexanderwang」創立
2007年 秋のニューヨークコレクションでランウェイショーデビュー。レディースラインをスタート。
2度目となるプレタポルテのショーで、80年代のヒップホップと70年代のパリジャン・シックの組み合わせに焦点を当て、ヒップホップのパイオニアであるランD.M.C.とイブサンローラン(YSL)を同時に表現した。それまでこのようなミックスはありそうでなかったが、彼はモダンで洗練されたコレクションを完成させた。
コレクションでは、廃墟と化したヘルズキッチンの倉庫に大勢の観客が集まった。バイカーを思わせるスリムなクロップド丈のレザーパンツと、裾にスタッズをあしらったシルククレープのTシャツドレスには拍手が送られた。
グリーンのマットパイレットシャツドレスやプリーツ入りのグレーのシルクストラップレスは、パーティーガールのナイトアウトにぴったりだと評価された。カシミアニットでその名を知らしめた彼は、このコレクションで好調なスタートを切った。
日本からは女優の杏がモデルを務めた ©︎VOGUE RUNWAY
2008年アメリカファッション協議会(CFDA)VOGUEファッション・ファンド・アワードでグランプリを受賞
コレクションでは、メンズシャツのテーラリング技術を応用させ、働く女性のためにシンプルでモダン、清楚でピュアなイメージを打ち出した。そのコレクションは複雑だ。一見シンプルに見えるが、体を包み込むドレープ、レイヤード、ダメージの入ったジーンズ、テーラード、など、様々な要素を組み合わせた。(FASHION PRESS)
ワンは当時のインタビューで「ここまでくるのは長い道のりだったから、緊張しているよ。本当に素晴らしい経験で、とても鍛え上げられたと思う。今後も乗り越えて続けていくつもりだよ。でも、少し休みがほしいかな」とコメントした。(AFP BB NEWS)
2009年アメリカファッション協議会(CFDA)ファッションアワードでスワロフスキー賞ウィメンズウェアデザイナーオブザイヤー受賞
本大会では、CFDAのダイアン・フォン・ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)とスティーブン・コルブ(Steven Kolb)、アメリカン・ヴォーグ誌のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長、Gap(ギャップ)のパトリック・ロビンソン(Patrick Robinson)、BARNEYS NEW YORK(バーニーズ・ニューヨーク)のジュリー・ギルハート(Julie Gilhart)など、ファッション界で最も印象的な著名人が審査員を務めた。
アレキサンダーワンは、リチャード・チャイ(Richard Chai)、ジェイソン・ウー(JASON WU)、アイリーン・ノイワース(Irene Neuwirth)、アレハンドロ・インゲルモ(Alejandoro Ingelmo)、フアン・カルロス・オバンド(Juan Carlos Obando)、オベディエント・サンズ&ドーターズ(Obedient Sons & Daughters)などの競合を抑えての受賞となった。この賞の受賞により、国際的な規模でビジネスと知名度の両方を成長させる絶好のポジションを得ることとなった。授賞式にはジョンガリアーノ(John Galliano)も参加。
デニムを中心とした2009年春夏コレクションを発表。ファイナルで、キャットウォークに飛び込み、観客に即興ダンスを披露したアレキサンダーワン。©︎BRITISH VOGUE
Tシャツをメインとしたライン「T by ALEXANDER WANG」(ティーバイアレキサンダーワン)をスタート
アレキサンダーワンよりも「より日常に取り入れやすいデイリーウエア」というコンセプトで作られている。ラインナップは、Tシャツなどのカットソーがメイン。そのシンプルながら存在感のあるデザインとノンストレスの着心地でミランダ・カー(Miranda Kerr)やリアーナ(Rihanna)などのセレブリティから絶大な支持を得ている。
2010年NYソーホーに初のフラッグシップショップをオープン
それまでは百貨店や著名なセレクトショップ等で販売されていたが、ニューヨークの中でも高感度なショップやレストランが立ち並ぶSOHO(ソーホー)にオンリーショップを構えた。
2011年秋ブランド初のメンズライン「Mens T by Alexander Wang」をスタート
2008年に発表されたレディースのTコレクションが秋冬カプセルコレクションとしてメンズで展開され、まさにアレキサンダーワン自身の普段着とも言えるようなラインナップでローンチされた。
"T"はメンズとレディースの共通のブランド名であるが、メンズとレディースのTコレクションは、お互いに惹き合いながら最終的には全く異なるものをイメージしてつくられた。(FASHION SNAP)
2012〜2015年「バレンシアガ」クリエイティブディレクター就任
「クチュール界の建築家」と言われるクチュールブランドであるバレンシアガ。ワンは、アレキサンダーワンというブランドで体現する働く女性へのリスペクトと、シンプル・モダン、ピュアでありながら強さを兼ね備えた洗練されたNYスタイルというアイデアを活かしながら、バレンシアガというブランドの伝統あるデザインも引き立ててきた。
2015FWでは“原点回帰”をテーマとし、過去と現代の融合を表現し、また新たなる女性像を開拓した。コレクションでは、中世フランスを彷彿とさせるコクーンスカートやビッグシルエットのアウターに、足元はメンズライクなコンバットブーツを纏った。
2014年デニムラインである「DENIM×ALEXANDER WANG」をスタート
新進モデルのアナ・イワーズ(Anna Ewers)を起用し、センセーショナルなヴィジュアルが注目を集めた。
デニムラインを作ったことについて、当時のインタビューでワンは、
ガールフレンドの多くがヴィンテージのノンストレッチデニムのフィットを直してはいているのを見て、それを忠実に再現しつつ、さらにフェミニンなシルエットにアップデートさせたいと思いました。※4
と語っている。
2017年アレキサンダーワンがCEOから離脱、会長兼クリエイティブディレクターに就任
新たにリサ・ガーシュ(Lisa Gersh)がCEOに就任した。彼女は、女優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)によるライフスタイルブランド「GOOP(グープ)」のCEOを務め商品や広告戦略の陣頭指揮を執ったほか、雑貨からメディアまでを手掛ける巨大企業MARTHA STEWART LIVING OMNIMEDIA(マーサ・スチュワート・リビング・オムニメディア)でもCEOを務めた。(WWD JAPAN)
2019年春夏シーズンより、「ALEXANDER WANG」から「alexanderwang」へとブランド名を変更。
”COLLECTION 1”と名付けられたコレクションは、通常の9月から6月に時期を早めて3日に発表された。
ブランド名を一新した2019年春夏コレクションについて、彼は、
ブランドのDNAである“ストリート”は引き続きコレクションの中心。幼い時に自分がアウトサイダーと感じさせられた象徴的なアメリカのポップカルチャーや、再解釈したアメリカンフラッグ、スポーティーな要素にロックンロールとニューヨークのパンクを組み合わせてハイブリッド化したガーメントなどを用いて、伝統的なドレスに見られるかしこまった印象を排除した。※5
とコメントしている。
ブランドのコアである”ストリート”はそのままに、新生アレキサンダーワンとして再解釈され発表された。
コレクションにはモデルのローラが登場。海外ランウェイデビューを果たした。©︎FASHIONSNAP
多彩なコラボレーション
アレキサンダーワンの躍進は止まらない。キーとなるのは、多彩なコラボレーションだ。2008年にはUNIQLO(ユニクロ)、2009年にはGap(ギャップ)、2014年にはH&M(エイチアンドエム)、2016年にはadidas(アディダス)やEVIAN(エビアン)など、他ブランドとのコラボレーションアイテムはどれも話題になった。
2014年に話題となったH&Mとのコラボは、世界中で争奪戦に。1〜3万円というお値段の手に取りやすさとそのデザイン性で、瞬く間に注目の的となった。
コレクションは、アクロバティックなパフォーマンスでスタート。会場に設けられた競技場のトラックをランウェイにスポーツを融合。©︎FASHIONSNAP
最新コレクションで見せた挑発性
過去に行ったコラボレーションでは、会場やクリエイションのアクロバットさが際立った。ワンはそのような斬新なアイデアでコレクションを発表し続けている。
挑発と強さの中にある美ー2025年プレ・スプリング・コレクション
ニューヨーク・ソーホー地区の旗艦店にて行われたこのコレクションでは、インビテーションには、「THE GARAGE」の文字が書かれ、会場の壁面には事故により店舗に突っ込んだような車が置かれた。床に札束が散乱し、ゲスト用の椅子は黒いゴミ袋がクッション代わりとなった。
コレクションは、ブラックのレザーを主役にしたルックが目立った。フルジップのハイレグボディースーツやベルトが巻かれたようなタイトなブラ、ハイレグショーツやマイクロミニのスカートに合わせたレザーの超ニーハイブーツなどが存在感を放った。メンズアイテムに関しても、レザーを中心にしながらファーを使ったアイテムを差し込むことでシックなスタイルへ。
モデルたちの表情は皆挑発的で、手に持ったグラスを粉砕したり、札束をバッグの中に詰め込んだり、ガラステーブルを破壊するなど、ブランドらしいエッジを演出した。(WWD JAPAN)
会場には人気フィメールラッパーIce Spiceや、ローラも駆けつけた。 ©︎WWD JAPAN
ローンチパーティ「WANG MANIA」で魅せた反骨精神
ワンの斬新さは、時に反骨精神としてローンチパーティの会場にも表れる。今年6月には青山店のリニューアルと新作バッグ「THE RICCO (リッコ)」の発売を記念して、渋谷の duo MUSIC EXCHANGE (デュオ・ミュージック・エクスチェンジ)にて「WANG MANIA」を開催。
女子プロレスのタッグマッチを始め、ゆるふわギャングによるライブパフォーマンス、ラッパーYe(カニエ・ウェスト)、お笑い芸人ゆりやんレトリィバァなどによるサプライズで盛り上がった。
会場の観客に向けてブランドのアイテムをばら撒くアレキサンダー・ワンとゆりやんレトリィバァ ©︎HYPE BEAST photo:Taku Tanaka
「アレキサンダーワン(#ALEXANDERWANG)」がナイトイベント「WANG MANIA」を開催! #女子プロレス のタッグマッチが行われ、会場は大いに盛り上がった🤼♀️🔥試合後にはゆりやんレトリィバァがサプライズで登場し、アレキサンダー・ワンと共に、同ブランドのアイテムを観客に向かってばら撒く一幕も。 pic.twitter.com/LMRRVyQ1V7
— WWDJAPAN (@wwd_jp) June 17, 2024
今季のトレンド「RICCOバッグ」
「THE RICCO」バッグの発売を記念して行われた「WANG MANIA」だが、このバッグをご存知だろうか。
カルト的な人気で一世を風靡した名作「THE ROCCO」。アイコニックなスタッズを搭載した新モデルとして、ラグジュアリーブランドが過去を振り返る風潮にあわせて復刻した。
バッグの底に多数のスタッズを付けた、エッジィなムードのレザーバッグ、通称リッコは、今期のトレンドアイテムとなる予感。これは、2010年にヒットしたロッコ(THE ROCCO)バッグにラップスタッズをあしらい、現代風にアレンジしたものだ。今年の4月先行発売した際は、なんと3時間半で世界完売となった。今後、2024年のアイコンバッグとして注目を集めるだろう。
ricco ラムスキンレザー スモール コンバーチブルバッグ
アヴァンギャルドなデザインでセレブリティを始めとする世界のファッションアイコンたちから常に注目の的となっているアレキサンダーワン。時の流れをいち早くキャッチしファッションに落とし込むスタイルと、その人気は留まることを知らない。アレキサンダーワンが辿る道はいつだって新しい。彼らはこれからも輝かしい歴史を刻むだろう。